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女声を頭で考える。

感覚で習得すべきものを敢えて頭で考えてみます。とか言いつつただの戯言だったりします。

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既知の事実であったりそうでなかったり。
■フォルマントとピッチさえ整えば女声にはなる
 
「さえ」とは言うものの、それはつまり声を全く別物に変えるという意味。
ちなみに、カエル声を出す=結果的にフォルマントのシフトを行っている。
 
声が変わる(フォルマントがシフトする?)大きな要員として、喉の位置、口角、口の開き方、
声帯の開閉具合等が挙げられるが、前述の「カエル声」では、喉仏(甲状軟骨)が若干上方に
遷移し、声帯は閉まっている状態のように思われる。
 
 
 
■カエル声について
 
カエル声というのはリアルなカエルの鳴き声ではなく、スタジオジブリの映画「千と千尋の神隠し」
にて我修院達也さん(若人あきらさん)の演じる青蛙の声の事。
 
 
 
 
■喉仏を上にあげる=甲状軟骨を顎に近づける
 
甲状軟骨というのは喉仏の上側の出っ張ったところ。
下側は輪状軟骨で、輪状軟骨の前部と甲状軟骨の前下部は輪状甲状筋で繋がれている。
声帯の伸縮には輪状甲状筋以外の筋肉も関係してくる。
 
 
 
■声の聞こえ方は、録音機材、再生環境に少なからず依存する
 
それぞれの声質、声量(音量)にもよるが、より良い女声の開発を行う為には
できるだけ録音・再生環境は整えた方が好ましい。
少なくとも自分の環境に沿うオーディオインターフェイスは一つくらいあっても
いいような気がする。
 
 
 
■寝起きだと声が整わないのは何故?

以下抜粋。
起きたばかりの時は声帯がまだ眠っている状態なので、声がかすれたり低い事が多いようです。
これは、頭の中枢神経や、末端の筋肉が正常に動いていないため、
発声や構音の筋肉が活動不充分となっています。
さらに自律神経も、睡眠中と、起きている時は違うので
急に目覚めても、すぐに声帯を動かす神経や筋肉が始動しないのだそうです。
 
 
 
 
■女声で大きな声が出せるか否か
 
声帯を絞めている状態でも大きな声(=地声で出せる範囲の声・叫び声)を出す事は可能。
ただしある程度以上の音量・音域に達する時点で、原理上声帯が開こうとする力が働くため、
声帯を閉める事によって変えられた部分のフォルマントは元の声のソレに近づく。
よって、女声である程度以上の音量を獲得するためには
女声のフォルマントを形成する筋力 + 「原理上声帯が開こうとする力」を抑制する筋力
が必要かと思われる。
 
女声の強化にあたって、ピッチを上げるために、輪状甲状筋を鍛える事のみに囚われがちだが、
そもそも声そのものを発するにあたって輪状甲状筋のみを使って発生している訳ではない。
高音域を強化するのに、輪状甲状筋を鍛えるのが有効ではあるが、ある程度の土台は必要であると
思われる(でもたぶんたいだいの人は大丈夫)。
 
それでも喉頭の第一の役割は生命維持(飲食時、呼吸時等の安全弁)であるため、トレーニングで
何らかの弊害を患ったとしても自己責任で。
 
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