女声を頭で考える。
感覚で習得すべきものを敢えて頭で考えてみます。とか言いつつただの戯言だったりします。
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一年ほど前、僕が女声を練習し始めた頃の話です。
その頃から某動画サイトでは「女声」のブームが起きはじめました(2次ブーム?)。
当初から既に、練習方法の動画や女声で歌ってみた動画、練習してみた動画等々、
「女声」に関する動画が頻繁に投稿されており、解説サイトやブログ、トレーニングの本まで
出版されたりと、かなり大きなブームだったように記憶しています。
事の発端は「演歌の人」と呼ばれる人物の動画(本人が投稿したものではない)だと言われて
いますが、僕は初期のブームを知らないので実際どうだかは分かりません。
僕が「練習次第で女声を出す事が出来る」と言う事を知ったキッカケは、前述の「演歌の人」の動画
ではなく、僕の記憶が正しければ「ほすとくん」という方がネトラジで女声で喋っている動画でした。
その動画の内容は、ほすとくんの放送中にある人(名前不明)が凸し、女声を披露するというもので、
当時初めてその動画を見た時はかなり衝撃的でした。
それ以前にも「女声で喋る男性がいる」という認識はありましたが、元々声が高かったり
元々声が女性っぽかったりな人のみの、所謂特権であるという認識でした。
しかしそのほすとくんの動画の凸者は、地声はそこまで高い声でもなく、女性っぽい声でもない
普通の男性の声であるにも関わらず、どう聞いても女性にしか聞こえない声も出している。
さらに動画を見ていると、放送主であるほすとくんも男性である事が判明。
さすがに耳を疑いました。
動画を見る限り自力で女声を出しており、なんの奇跡が人をこうしてしまったのかとその動画を何度も
見返しました。これが地声?だって地声は男で・・でも地声で女声・・・え? みたいな感じでした。
少し調べてみるだけで、女声を出している(練習している)内容の投稿動画がずらり。
どの動画もどこの情報サイトも「練習すれば誰でも出来る」と口を揃えて断言していました。
どうやれば女声がでるんだろうか、僕にも出来るんだろうか・・・
それ以降、僕の興味の中心は「そこ」になりました。
しかし、ネット上で女声の出し方をいくら探っても、要領を得る内容にはなかなか辿り着きません。
そんな時、アマゾンさんで一冊の本が目に止まりました。
「女の子の声になろう!」(著:七ノ瀬)
たぶん女声を練習されてる方(興味を持っている方)は、名前くらいは聞いた事があると思います。
この本自体は各所で様々な評価がありますが、正直なところ、良くない評価の方が適切なレビュー
であるように思います。
ですが、僕が女声を出せるようになったのはこの本のおかげだったりするのです。
であるように思います。
ですが、僕が女声を出せるようになったのはこの本のおかげだったりするのです。
詳しい内容については割愛しますが、全く何の知識もない人にとっては、女声の練習をする上で
丁寧に順序立てが成されており、「どういう事をすればいいか」という事に関しては、至極分かり易かったように思います。
CD付きで、実際どういうふうに練習するのかの実践もありました。
突き詰めれば、この本に書かれてある情報は、どこぞの情報サイトに掲載されている情報と
然して変わらないものです。ただやるべき事が明示してあるんです。
どう練習していいものか探っていた(迷っていた?)僕にとっては、これ以上ないものでした。
練習を始めて劇的な変化があったのは、最初の一ヶ月くらいです。
今まで出した事のない声。今までやった事のない筋肉の使い方。新鮮な感覚でした。
アハ体験というやつでしょうか。楽しくて楽しくて仕方がありませんでした。
本に書かれている一つ一つの喉の動きだったり、声の出し方だったりは、きっと誰もがやった事の
あるようなものであると思いますが、それらを融合させるというのが斬新なのです。
今では全くもって当たり前の情報ばかりですが、本当に当時は何もかもが目新しかったのです。
あのモチベーションさえ維持できれば、上達も早いんでしょうけれど・・・。
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